ジャルダン・ド・ブースカッセ

南西地方を代表する生産者アラン・ブリュモンが、この土地の伝統品種プティ・クルビュの可能性を世界に証明した、アロマティックな辛口白ワインです。
シャトー・ブースカッセの赤ワインと同じく、ワインに骨格と豊かさをもたらす粘土石灰質の畑で栽培。樹齢20年以上のぶどうを、収量を厳しく制限し、減農薬農法で丁寧に育てます。手摘みされた房は、品質を保つため小さな箱に一層で並べられます。スキン・コンタクトで香りを引き出し、ステンレスタンクで発酵後、澱と共に10ヵ月間熟成させるシュール・リー製法とバトナージュが、味わいに深みと柔らかな質感を与えます。白い花、洋梨、パパイヤ、ミント、白胡椒といった複雑なアロマ。口に含むと、新鮮なりんごの蜜を思わせる優しい果実の甘みと、それを引き締めるグレープフルーツのような心地よい酸味が見事に調和しています。天ぷらや平目のムニエルなど、幅広い料理に寄り添うエレガントな一本です。