ビーニャ・レアル　グラン・レセルバ

果物やナッツの凝縮したアロマに、樽熟成由来のコーヒー、なめし皮、トーストやスパイスのアクセントが溶け込んだ濃厚で複雑な香り。まろやかな第一印象からパワフルでしっかりとしたストラクチャーへ移り変わり、長い余韻へと繋がります。タンニンは滑らかで洗練され、ワインに溶け込んでいます。長期熟成のポテンシャルが高いワインです。

500メートルから650メートルの南向きの畑のぶどうを使用。24時間のコールドマセラシオンを行った後、ステンレスタンクにて温度を28℃から30℃にコントロールしながら土着酵母にて15日から20日間発酵を行います。熟成は225リットルの大きさのオーク樽が使用され、アメリカンオークが70％、フレンチオークが30％使用されます。
ヴィンテージごとに変動しますが20％程度新樽を使用します。
樽での熟成は24か月間行われ、最初の1年目は4か月に一度、2年目は必要に応じて澱引きを行います。その後ワインに丸みを与えるためさらに瓶内にて3年間熟成させます。

リオハ・アラベサの個性を忠実に表現したエレガントなワインです。

1959年ヴィンテージは2015年に著名なワイン評論家ロバート・パーカー氏から100点の評価を受けました。